でしょうね?

つい、でしょぉ〜と口遊んでしまう40代オネエ。日々雑感と自由研究を公開します。時々暴言が出ちゃうかもだけどご愛敬。

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ブラック企業

というと、下記を連想します。

  • ハラスメント
  • サービス残業
  • 社員を人と思わない
  • 責任取るべき上司が責任を取らずに部下に押し付ける
  • 部下の手柄を横取りする。

今の勤務先は全部当てはまるのですが、サービス残業ってまだ多くの会社が平気で見て見ぬふりをしていると思う。会社からは必要なら残業申請すれば良いというが、実際に申請すると嫌味を言われ、査定も心持ち下げられたことがあった。実際査定が若干下がる程度でもきっちり申請した方が明らかにお得ではあるのだが。。。

同期はとっくの昔にこんなに社員のことを考えない会社にはいられないと即刻辞めてしまった。彼女の言わんとすることは残業させておいて会社は見てみぬふりをするということであった。きっとそれが許せなかったのだろう。

彼女は以前ドイツの会社で働いていた。ドイツはなぜそんなに厳しいのか自由研究をしたところ驚愕の法律が存在した。

なぜならば、企業が事業所監督局から罰金の支払いを命じられた場合、会社の金で罰金を払うのではなく、長時間残業をさせていた部署の管理職に“自腹で”払わせることがあるからだ。最高1万5000ユーロ(180万円)の罰金をポケットマネーで払わされるというリスクは、“かなりの抑止力”となる。しかも、「部下の勤務時間をきちんと管理できない」と勤務評定も悪化し、出世の道が断たれる可能性さえある。 

なんて素敵なんでしょう。日本の会社はサービス残業が労基署に通報されると監査が入り指導が入る。場合によっては会社名が告知されたりするが、残業を見てみぬふりをした上司たちは何も罰せられない。もしこれがポケットマネーからの罰金ならば大きく変わると思う。しまいには、本部から調査が入れば、『部下には残業申請をするように伝えているし、申請をしないのは本人たちの問題である。』と言い返し終わってしまう。そんなことを言いながら残業申請が続くと残業代の予算がもうないので時間で帰るようにと全体会議で嫌味を言われる。そんな上司は平気で生産性のないことをやれと指示してくる。

残業を減らすには効率をあげるか、いかに無駄な仕事を減らすかになると思う。昔からの慣習を捨てていかにショートカットをしていくかが肝だと思う。無駄なその場だけのキャンペーン企画とか思いつき発言はとにかくやめていただきたい。

何だか愚痴の羅列みたいになってしまったが、一体こうやったら社員が幸せに働くことができるのだろうか。これが嫌なら日本の会社はやめて海外資本の会社で働くしかないのだろうか。

結局、今日は祝日だけれど自宅で少し仕事をしてしまった。だって、やっておかないと明日終わらないんですもん。もっと強くなって残業代1分たりともお支払いいただきます!と言えたら良いけれどそこまで言えない自分にも悩みます。