でしょうね?

つい、でしょぉ〜と口遊んでしまう40代オネエ。日々雑感と自由研究を公開します。時々暴言が出ちゃうかもだけどご愛敬。

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南部鉄器ってなんざんしょ

とある日、旦那の誕生日にプレゼントを探すべくババアな私たちは合羽橋へ。ここ、料理好きな我が家はフラッと出かけることが多い。目的もなく次から次へと店へアタックするのです。そうすると運命的な出会いがあったり、100均にはないような新しいアイテムに出会えたり、プロが使うようなワンランク上のアイテムに出会えます。

先日は、下記アイテムに出会いました。

  • セルクルリング、卵を焼く時とかクッキー生地を象ったり、ハンバーガーのバンズを焼く時にこれに入れて焼くとまん丸になります。
  • 刷毛、卵液やバターを塗る時に今まではシリコンの刷毛を使っていたのだけれどいまいち伸びが悪い。アクリルの毛のハケを買ったらまあそれは卵が塗りやすい!
  • 南部鉄器の深鍋。今日はこちらについての自由研究レポートです。

南部鉄器なんて社会の勉強で田舎の職人が作るものの名産品?か何かと思ったのですが、本来私たちはこれを探していました。

うーん、鍋に2万円か。ちょっと庶民の私たちには手が出ないうえ、これ、同じようなものを作ってる国産品がないのかと疑問になり議論していました。店員さんが現れ、その話をすると、ちょっと材質は違うけれどこちらは如何と勧められたのがこの南部鉄器。

 

 ストウブはガラスコーティング(ホーロー?)なのでツルツルだが、この南部鉄器は鉄そのもの。価格はストウブに比べれば半額以下でしたが、それでも6000円という鍋にしては聞いたことのない価格。もっと自由研究が必要と思いその日は帰宅をしました。

鉄器の及源鋳造株式会社 - OIGEN(オイゲン)愉しむをたのしむ【公式】

ブランドを調べてみるとなんてお洒落なのかしら。お店で拝見した時のイメージは結構重くてしっかりしすぎ。そしてIH対応となっている。そんなわけで最安価格を調べたらアマゾンで発見、ポチッと買ってしまいました。

説明書を見るとなんだかいろいろ細かいので自分なりにまとめてみました。

  • 最初の鍋ならし、捨てるような葉物野菜を炒めて油を馴染ませる。
  • 使う前にはしっかり水分を飛ばすために空焚きを少しする。
  • 使ったらちゃんとに火に掛けて乾かす。
  • 弱火からはじめ、中火までしか使わない。
  • 洗う時は洗剤を使わず、たわしでお湯洗い。

なんだか結構エコじゃない?と思う次第。今は手放せなくなりました。ここで今日まで作ったものの記録とレシピを紹介します。

上記レシピと所持する鍋が少し異なりますが、作ってみたところとっても簡単。けれど一回めは失敗。なんだかお水が足りない気がしてレシピを超えて50ccぐらい水を足したらもうべちゃべちゃ。旦那曰くレシピにいかに忠実に沿って作るかがキモであると言いますが、だって私クリエイティブなんだもん。直感で物事を進めるタイプだから気がついたらレシピ読んでない。反省しました。次回はレシピ守ります。

上記からもレシピ離脱!これをもとにアレンジ。ブロック肉を中火で表面をしっかり焼く。その後、玉ねぎ、人参を入れて、そのままオーブンへ。160度で90分。牛肉も豚肉もホロホロです。りんごもなければ途中からレシピ離脱ですが、これは大成功でした。イメージとしては下記のような感じです。

そして今日はビーフシチューに挑戦しました。ハインツのデミグラスソースを活用。

中火でバターとニンニクで肉をソテーして少し焼き目がついたらその上に玉ねぎとにんじんを置いて30分。ここで上のレシピとは異なりますが赤ワインを100cc投入して、生クリーム、デミグラスソース缶を入れて弱火で60分、その後じゃがいもを入れて30分。弱火だから焦げないしほったらかしで済むのがなんていったってお勧めのポイント。お安いスネ肉?でしたがお肉はホロホロですし、最高でした。

そうそう。カレーやシチューでお肉を柔らかくするために最近は前日から、キウイみじん切りに漬け込むようになりました。酵素の力でお肉が柔らかくなるですって。

脱線しましたが、南部鉄器、是非おすすめです。焦げないティファールもテフロン取れたらもう終わり。けれど南部鉄器は油が染み込んでいくし、もし焦げついたらしっかり焦げを落として油を染み込ませてお手入れすればテフロンみたいにスルッとはいきませんがお湯とタワシでしっかりきれいになります。長いお付き合いができそうな素敵な日本の銘品に出会うことができました。がんばれニッポン!