でしょうね?

つい、でしょぉ〜と口遊んでしまう40代オネエ。日々雑感と自由研究を公開します。時々暴言が出ちゃうかもだけどご愛敬。

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クリスマスの思い出、サンタクロースは実在したのです。

クリスマスは私にとってとても特別だっだ。小学校六年生まで。私は本気でサンタクロースは存在すると確信していたのだ。

物心ついた頃から12月25日の朝、ベランダにプレゼントが置いてあるのだ。クリスマスが近づくと両親とあれが欲しい、願いが届くのだろうかと例年話し合うのが日課だった。祖父母の家でクリスマスを迎えた時には枕元にいつもプレゼントがあった。サンタクロースは私がどこにいるかをしっかり把握していてプレゼントを届けてくれた。時々願いは届かずに、えー!欲しいものと違うなんてこともあったけれどそれもご愛敬。その頃アマゾンも楽天もないのに共働きの両親はいつの間にかプレゼントを用意していたのである。

というわけで、サンタクロースは両親だったのである。父は仕事で毎日残業で多忙だったので、母だろう。しかし12歳になるまで完全に隠し通し小学生の私は本気で信じていた。そして事件は起きた。年明けクラスでなんとなくクリスマスの話になり、

私→「うちはサンタクロースがいつもベランダにプレゼントを置いてくれるんだよね」

クラスメイト→「そんなのいるわけないじゃん、それ置いているの親だよ、ばかじゃねーの!」

と、軽いいじめ?みたいになってしまった。いじめというほどでもないがクラスのほぼ全員にお前そんなこと信じてるなんてアホ?というオーラ炸裂したのである。そしてまさかと思いつつ帰宅して両親にその話をすると、もう物心ついてるしということで両親がずっと用意していたということが明かされそれはそれは、もう泣きました。号泣です。今でも鮮明に覚えています。

でも、そんな素敵な夢を与え続けてくた両親には今とても感謝している。ふとネットフリックスでこんな映画を見てその頃のことを思い出して涙してしまった。歳を取ったのでちょっとしたことで涙腺が緩む。旦那は一体この幸せなクリスマスの映画でなぜ泣くんだ?!というが人の思いは人それぞれ。クリスマスの幸せな思い出と、亡くなった大好きだった祖父のことを思い出したりして思いが重なってしまったのです。

ベルギーの作品でメインはフランス語。日本語タイトルはおじいちゃんはサンタクロースなのに、英語は The Claus Family となっておりタイトルのネーミングもここまで違うのかと驚き。

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私はゲイカップルなので自然に子供を授かることはないし、今のところその予定もない。今は可愛い2歳の姪っ子がいるので、姪っ子のサンタクロースになろうと思う。今年はまだ記憶が残らないだろうから直接手渡しをしたけれど、3歳ぐらいからはサンタクロースということで妹にベランダに置いてもらうようにしようと思う。姪っ子が小学6年生になったらあなたのサンタはこんな人よ!って知らせてやるわ。あたしゃこんなに踊れないけれど。


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