でしょうね?

つい、でしょぉ〜と口遊んでしまう40代オネエ。日々雑感と自由研究を公開します。時々暴言が出ちゃうかもだけどご愛敬。

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伊勢神宮参拝したらBBAに参拝方法を指摘されたの巻

ある日、伊勢神宮へ参拝に行った時の思い出。日本人の私ですらどうやって参拝するのか、あやふななまま、外宮をお参りしていました。多分、私たちは、2拍手1拝2拍手をしていたと思う。

ネットによると、

参拝作法は、二拝二拍手一拝です。とのこと。

外宮はあちこち参拝する箇所があるのだけれど、適当にお参りしていました。適当にというのは作法についてで、お参りするときには日頃の感謝、このままの恵まれた生活が続きますように。とお願いをしていました。私自身は気持ちがこもっていることが肝心で、というスタンスでした。

しばらくすると、黒服を着たBBA二人にいきなりアドバイスをされました。辿々しい英語で参拝の作法を教えていただきました。私日本人なのにあえて英語で説明され、外国人に見えたのかしら。私たち。まあ英語で話してたしそんなものか。半ズボンで参拝するのも失礼かと思っていたけれどその日は猛烈に暑くて熱中症かマナーかの二択となり、半ズボンを洗濯。サングラスもしていたし日本人に見えなかったのかしら。このBBA二人は中でお祓いを受けておられたから信仰深い方だったのか。

BBAお二人には、ご丁寧にありがとうございますという気持ちを旦那が英語で返答しつつ黙っていた私。なんと、BBAたちの襲撃が続いたのでした。

外宮は一部の場所が階段を登らないといけない箇所があり。旦那は膝を痛めておりそこはまたの機会にと思っていたのに、遠くにいたBBAが戻ってきてあなたたち、そこをお参りに行かないとムニャムニャと説法を始めたのでした。

膝が痛いのでパスしますと言い返せば良かったが、それすらめんどくさくなり、ハイ。と返事をしてしまった私たち。BBAなんと私たちが登るまでその場を離れず監視。仕方なく痛む膝を気にしながら登頂する旦那。

なぜあの場ではっきりと私は言えなかったんだろうか。「私たちは作法は知らなくて申し訳なかったけれど、どこをめぐるかはどうか放ってほいてください。膝が痛いんです。」と。

赤の他人だしそれぐらいバシッと言ってやっても良かったけれど、うーん、お節介にもほどがある。と思ったのでした。そこで騒いだりしていたのならばやむなしだが、ちょっとしばらく記憶に残ってしまった。

信仰や文化、伝統を守るのも大切だけれど、どこまでそれを強要するのか。そしてまた、その人の信仰などは赤の他人はわからない。旦那曰く宗教ごとで人にアドバイスはご法度というのが多宗教の国際的な考えなんだとか。そんな私は信仰深い仏教徒でもないし。

話がぼやけてしまいましたが、赤の他人に何かを教えて差し上げることは、度を過ぎるとお節介になるので気をつけなければいけないなと思いました。そんな自分もBBAなのでどうか大きな心を持って過ごしていきたい。

言いたいこと書いてしまったけれど、旦那は前日にインターネットで伊勢神宮の歴史やらなんやら猛烈に調査していて、私が質問をするとスラスラ色々教えてくれました。人は見た目じゃわからないし、参拝方法が間違っていたって勉強していることもあるのよ〜!と今あのBBAに思いを伝えたい。